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○■○ 週刊サラッとマガジン
■○■「住まいの仕立て屋さん」
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2008年1月31日 第164号
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■ はじめての方へ ■
ようこそいらっしゃいました!
このメールマガジンは住まいの専門家koba が、
サラッと読めて役に立つ?!情報と
元気が出る”ひとこと”をお届けしています。
■■ ごあいさつ ■■
お元気でしたか。kobaです。
1月も最後になりました。
よく考えると、、、
よく考えないでも、、、
ひと月前は大晦日だったんですよねー。
お正月が懐かしいなぁ・・・
とか言ってる場合じゃないですよね。
明日から逃げ足の速い2月がやってきます。
気持ちも新たにがんばりましょう!
それでは今週も元気にいってみましょー。(^o^)/
■■ 家づくりのホンネとコツ
■■ 『住まいの構造を選ぶ』
住宅を建てるときに検討する主な工法としては
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造があげられます。
それぞれ次のような特徴があります。
【木造・木造軸組み工法】
住宅を計画する場合、建物の構造は木造、
その木造の中でも”在来工法”(ざいらいこうほう)とか
”木造軸組み工法”(もくぞうじくぐみこうほう)と呼ばれる
日本の気候風土から生まれた工法が圧倒的なシェアをしめています。
木造には木造時軸組み工法のほかにも、
海外から輸入された工法、”ツーバイフォー工法”などもありますが、
木造軸組み工法は、そういったほかの工法の良いところも吸収しながら
成長してきたおかげか、その地位はゆるぎないものとなっています。
【鉄骨造】
”鉄骨造”(てっこつぞう)は、大きな鉄の骨組みで建物のカタチを作る工法で、
木造にくらべて柱と柱の間隔を大きくとることが出来る点が特徴です。
倉庫や体育館みたいな大空間が得意です。
鉄だから火に強いと考える方もあるようですが、それは間違いで
鉄は火に弱く、火災などの非常に高い温度では急激に強度が落ち、
グニャッと曲がってしまうので、燃えにくい材料で耐火被覆(たいかひふく)し
なくてはなりません。
【鉄筋コンクリート造】
マンションなどに採用されることの多い
鉄筋コンクリート造(てっきんこんくりーとぞう)は、
直径1センチほどの細い鉄の棒を組み合わせて作った、
鉄筋の骨組みをコンクリートで覆う工法で、
火や水をニガテとする鉄をコンクリートが守ります。
鉄筋コンクリートは非常に重く、地盤にかける負担も大きいので
適切な対策をとるなど、注意が必要です。
●構造によるコストの違い
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造のコストを比較すると
木造が最も安く、一番高いのが鉄筋コンクリート造
鉄骨造はその中間くらいです。
●どのように工法を選択するか
自由な設計ができコストも安い、ということで木造が普及しているわけですが、
間取りや用途によっては鉄骨造や鉄筋コンクリートの方が向く場合があります。
たとえば、1階を倉庫とガレージにして2階と3階に住宅にする。なんていう計
画だと木造以外の選択が有力になってきます。
住まいは暮らしのために建てるもの、何より先に”暮らし方”があるべきです。
どのように暮らしたいか、ライフスタイルに合った間取りや利用方法を検討し、
強度や経済性などを考慮して最も適した工法を選択する。
暮らし方が構造を決める。というのが正しい順番ではないでしょうか。
それでは皆さん! 知恵と工夫で楽しいご計画を!!! \(^o^)/
■■ 編集後記
すっかり冬らしくなりました。
天気がいい日でも風が吹くとヒンヤリ。
でも、心がホットなので、かえって気持ちがいいです
・・・とかいいつつ、厚着でモコモコしとります。笑
ちょこちょこインフルエンザにかかったという話も聞きますよ、
あなたもどうぞお気をつけくださいねー。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回も元気にお会いしましょう!
それでは、楽しい週末をお過ごしください~~~ (^.^)/~~~